近年、静脈血栓塞栓症(VTE)の治療選択肢の一つに直接経口抗凝固薬(DOAC)が加わり、DOACのみで治療するシングルドラッグアプローチが可能となった。これにより、患者の状態によっては外来での治療が可能となったことから、病院とかかりつけ医との連携の必要性が高まっている。今回、「VTE地域連携パス」を使用して、連携を実践している先生方にお集まりいただき、その取り組みについてうかがった。… 続きを読む
がん患者の静脈血栓塞栓症(VTE)[がん関連血栓症(CAT)]は、がん専門病院で治療を完結することが難しく、近隣病院との連携が必要になることがある。また非ビタミンK拮抗経口抗凝固薬(NOAC)の登場によってVTEの治療が多様化したこともあり、治療の標準化の重要性が増している。今回、CAT診療の円滑化を目的に活動するINNOVATE Bayside に参加されている先生方にお集まりいただき、CATの診療について議論いただくとともに、取り組みについてご紹介いただいた。… 続きを読む
直接経口抗凝固薬(DOAC)の登場によって、静脈血栓塞栓症(VTE)治療が多様化しました。このため、VTEの発生部位やリスクの程度に合わせて適切な治療を選択するための標準化の必要性が生じています。今回、ご所属の施設、または他の施設と協同して積極的に標準化に取り組まれた先生方をお招きし、各施設のVTE治療プロトコールを中心にご紹介いただきます。… 続きを読む