2013年改訂の「心房細動治療(薬物)ガイドライン」にはDOACの記載が追加されるなど、DOACは新たなステージを迎えたといっても過言ではない。その証左として、実臨床(リアルワールド)エビデンスの蓄積が加速度的に進んでいる。一方で、患者のアドヒアランスが最も重要な課題の1つである点は、ワルファリンの時代から変わっていない。そこで今回は、山下武志先生に、リアルワールドにおけるアドヒアランスの現状を、また、木村和美先生にアドヒアランス向上に何をすべきか、について解説していただく。… 続きを読む
先日、欧州心臓病学会(ESC)から発表された心房細動管理ガイドライン2016年版においても、多職種チームの連携が重視されており、これまでの医師を中心とした心房細動管理から、患者中心の心房細動管理へとシフトしつつある。これからの心房細動管理のあるべき姿について、公益財団法人心臓血管研究所所長の山下武志先生に話をうかがった。… 続きを読む