ポリファーマシー(多剤処方)の原因の一つに、「医師は、他医の処方に口を出しにくい」文化があることが指摘される。QLifeはこうした「医師による疑義照会」の現状を確認するため、診療所医師250人に対してインターネット調査を行った。… 続きを読む
「一般名処方加算」が2012年度の診療報酬改定で新設されてから約2か月が経過した。そこで、一般名処方の実態および後発医薬品の処方選択で重要視することについて、全国の医師802名にアンケートを実施。重要視する項目に最も当てはまる具体的なメーカー名も聞いた… 続きを読む
抗インフルエンザウイルス剤(以下、抗ウイルス剤)について、ここ数年は、「インフルエンザ患者の異常行動」「タミフル耐性ウイルスの流行」「長時間作用型の抗ウイルス剤の登場」など、話題は多い。こうした状況下で、どのような処方判断と患者説明を行うべきだろうか?… 続きを読む
日常診療において、今後、処方に占める漢方薬の割合が「増える」とした医師は34%で、「減る」6%を大きく上回った。年代別にみると、30代および60代に増加派が多いが、同時に減少派も多く含まれる結果となった。現在の処方状況別にみると、積極派&準・積極派の医師の半数以上が「今後増える」としており、“いま多く使用している医師が、今後より多く使用する”傾向となった。逆に、現在処方していない医師は、今後も使用しない人がほとんど。… 続きを読む
4:「漢方薬の処方」をすることは、治療効果とは別に、「患者との関係」に良い/悪い影響があると思いますか。
漢方薬の処方は「患者との関係性」良好化に寄与すると答えた医師が、全体の約半数にのぼった。特に、「20-30代の女性」「更年期の女性」患者層が多い医院においては、それぞれ66%、71%が患者関係にプラスになるとしている。… 続きを読む
エビデンス情報が増えてきたこととあいまって、西洋医学の医師の間でも「漢方薬」を日常診療において処方する動きが広がりを見せている。そこでQLifeは全国の開業医にアンケート調査を行って(有効回答200人)、漢方薬が診療所の医療現場でどんな役割を果たし、どんな「困ったエピソード」を引き起こしているのかを浮き彫りにした… 続きを読む