視神経炎による視力障害と急性脊髄炎による脊髄障害を主症状とする神経難病の視神経脊髄炎(NMO)は、神経線維を覆う髄鞘の破壊により視力低下や四肢の感覚障害を起こし、神経難病の多発性硬化症(MS)と症状が類似しているため、その鑑別診断に難渋するケースが少なくない。3月31日、東京・昭和大学病院において、免疫性神経疾患学術講演会(昭和大学医師会・株式会社コスミックコーポレーション共催)が開かれた。… 続きを読む
第53回横浜内科学会神経研究会で行われた東海大学医学部内科学系 神経内科の永田 栄一郎 准教授による講演「免疫性神経疾患の診断ポイント~早期発見のために~」より、近年その重要性が評価されているMRIによる画像診断と自己抗体検査について講演をまとめた。… 続きを読む