近年はチーム医療の進展による役割分担が進み、昔と比べれば医師の業務負担はずいぶんと軽減されました。それでも医療の高度化や患者ニーズの多様化により、依然として業務に忙殺されている医師が多く存在します。… 続きを読む
非小細胞肺がんに対するEGFR-TKIによる薬物治療では、高い割合で皮膚障害の副作用が報告されている。LUX-Lung7におけるジオトリフの有害事象報告では、下痢に次いで発疹/ざ瘡様皮疹が報告され、その発現割合は8割超にもおよび、その管理は治療継続の大きなカギを握っている。EGFR-TKIの皮膚障害に対する対策チームを始動させている四国がんセンター呼吸器内科の野上尚之先生と同センター薬剤部の小暮友毅先生にNSCLCに対するジオトリフ治療継続のための皮膚障害対策の実際と重要性について伺った。… 続きを読む
てんかん医療では小児の頃から社会人までにわたり、患者や家族と長い付き合いになる。多職種チームにより、患者の療養生活や社会生活が円滑に進むよう調整を図るのも大切な仕事だ… 続きを読む
長時間脳波モニタリングは、休薬して発作を誘発させるので転倒しやすくなる。したがって看護師には安全面での配慮が求められる。また、てんかん医療において服薬指導の役割はきわめて大きいといえる… 続きを読む
小児てんかん診療では、患者が成長しても小児科から成人の診療科へ移行するのが難しいという小児慢性疾患のトランジション(キャリーオーバー)の問題がある。その点、朝霞台中央総合病院の脳卒中・てんかんセンターは成人のてんかん外来があるため、患者が高校生になったときにスムーズに移行できるという… 続きを読む