高齢者層が増えるに従って、“薬を飲みやすく”するための工夫がますます現場で求められている。昨今では「服薬補助ゼリー」の普及が進み、様々な製品が出ている一方で、どんなゼリーを使うのが良いのか訊かれて困った薬剤師もいるだろう。日本在宅薬学会理事の狭間紀代氏に、服薬補助ゼリーの患者さんへのすすめ方についてお話を伺った… 続きを読む
予防接種に関して、定期接種・任意接種に関わらず、保護者は情報を知りたいと考えており、任意接種ワクチンに限っても、約半数の保護者が全ての情報を知りたいと考えている。また、半数以上の保護者が予防接種について、医師からもっと詳しい情報を聞きたいと考えており、情報不足感を持っていることが明らかになった。… 続きを読む
ポリファーマシー(多剤処方)の原因の一つに、「医師は、他医の処方に口を出しにくい」文化があることが指摘される。QLifeはこうした「医師による疑義照会」の現状を確認するため、診療所医師250人に対してインターネット調査を行った。… 続きを読む
患者満足度調査を実施する医療機関が増え、特に病院においては、結果をそのままホームページで公開しているところも珍しくない。ところが診療所で実施する場合には、スタッフ体制が充分でないこともあり負担が大きい。その実態を確認すべく、医科診療所に限定して、「患者満足度調査」の実施状況を調査した。… 続きを読む
加齢を主なファクターとするだけに、今後ますます深刻化することは必至といえる加齢黄斑変性治療の最新情報について、川崎医科大学眼科学教室の水川憲一先生に話を伺った… 続きを読む
政府から後発医薬品シェアの努力目標が提示された当初、臨床現場、特に最前線に立つ医師の反応は「微妙」だったというのが正直なところだろう。その理由として考えられるのが、それまでの後発医薬品の流通・製造段階における課題であった「品質管理」「メーカーの情報提供・副作用発現時の対応」「安定供給」の3点だろう… 続きを読む
長い臨床試験を経て生まれた良い薬が、医療現場からなくなっていくことを防ぐ意味でも、薬剤承認の根拠となった臨床試験のデザインや結果を理解した上で、適応や投与量を決めることが重要と主張する木村先生。薬剤師としての立場から、新規経口抗凝固薬へ寄せる思いをうかがった… 続きを読む
近年、心房細動患者の脳卒中予防の領域において、新たに作用機序の異なる新規経口抗凝固薬が登場し、薬剤選択の幅が広がった。今回は東京女子医科大学病院 薬剤部 部長 木村利美先生に、薬剤師の視点から、抗凝固療法における薬剤師の役割、新規経口抗凝固薬の特徴、患者への服薬指導のポイントなどについて話をうかがった… 続きを読む