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医院経営のノウハウと舞台裏 記事一覧

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医療法人みずほ会 高橋内科 高橋啓文院長

医療法人みずほ会 高橋内科 高橋啓文院長

やはり最も辛かったのは、2-3年目あたりの労務管理。まず私自身の労務状況が限界に達した。余裕がなくなってしまい「勤務医時代の方がまだマシだ」(笑)と思った。このままでは「自分の目指す診療はできない」「趣味の時間もなく人として疲弊する」と危機感を持った。さらにはスタッフの労務管理も行き届かず、優秀な人に辞められてしまった。患者さんが増えてもスタッフが辞めては意味がない。スタッフ補充したところでまた同じことが繰り返されるだけだと考えた。… 続きを読む

読了時間:約 7分2秒  2010年03月23日
赤枝医院 赤枝朋嘉院長

赤枝医院 赤枝朋嘉院長

勤務医時代、日本の出産現場は実にベルトコンベアー的だと感じていた。現代日本の医療制度下では致し方ないことはわかっている。しかし、自分はもっと患者さん一人ひとりを細かくケアした医療を行いたいと思い、「オーダーメイドの出産」をかなえる医院を開業すべく準備に動き出した。しかし勤務医の給料などたかが知れている。ろくな貯金もなければ、勿論スポンサーもなかった。資金調達のためにさまざまな銀行をまわったが、どこも門前払い。自己資金も担保資産もなかったことにくわえ、当時私は34歳だったので、若さもネックだったのかもしれない。… 続きを読む

読了時間:約 5分26秒  2010年03月09日
たんぽぽ診療所 遠藤院長

たんぽぽ診療所 遠藤院長

一番の苦労というわけではないが、一番最初の反省として、心に残っている出来事がある。開業して間もない頃、一人のスタッフが辞めていった。理由の一つは「患者さんの死に直面する精神的負担」に耐えられないということだった。これは緩和ケアを標榜する診療所では、致し方ない。しかしもう一つの理由は「患者不足の責任を私達に押しつけた」というものだった。… 続きを読む

読了時間:約 4分36秒  2009年11月24日
医療法人社団清水内科 清水美津夫理事長

医療法人社団清水内科 清水美津夫理事長

「この10年の病院経営は順調だったが、最近「患者さんの世代交代」に直面。過去のやり方が通用しない患者さんが出てきた。」先代が開設した医院を受け継いで10年間、患者は右肩上がりで増え続けてきた。1か月のレセプトは2300枚に及び、うち1型糖尿病患者が120人、2型が1850人(2009年4月実績)。糖尿病患者の数でいえば、群馬・栃木・埼玉県下の大学病院と同等以上の水準になっている。… 続きを読む

読了時間:約 4分35秒  2009年11月24日
医療法人社団プラタナス用賀アーバンクリニック野間口院長

医療法人社団プラタナス用賀アーバンクリニック野間口院長

スタッフ離職に悩み、診療時間後の暗い待合室で一人ボーッとすることも。「うつになったかも」と思った。当院は成功事例として取り上げられることもあるが、5年目まで内情は大変だった。開業後3年経ても「退職したい」話が後を絶たず、「私に人望がないからか」「給料がそんなに悪いのか」など心中穏やかでない日々が続いた。心労が積み重なり、人生最大のスランプだった。… 続きを読む

読了時間:約 4分48秒  2009年09月24日