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NSAIDsを中心とした鎮痛剤の副作用。「患者」「整形外科医」「内科的疾患の治療医」で認識の差が~痛み治療に関する情報提供についての患者調査より

読了時間:約 1分43秒  2013年10月17日 AM10:29
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 痛みの薬物治療における第一選択として用いられることの多いNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)。優れた消炎鎮痛効果がある一方で、消化管障害など副作用を起こしやすい薬剤もある。そのため処方時には、「痛みの治療」以外で、他の医師に受療中の疾患・症状がないか、その処方内容は何かなどを確認することが重要である。同時に、副作用の可能性などについて医師・薬剤師からしっかりと説明がなされなければならない。
 特に最近ではNSAIDsが市販(第一類医薬品)されるようになり、かつそのネット販売が本格検討されるなど、NSAIDs服薬者のすそ野は広がる傾向にある。
 そこで、NSAIDsの副作用リスクが比較的高い既往を持ちながら、「痛みの治療」で整形外科を受診している患者を対象にアンケートを行い、269人から回答を得た。