医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

Home > タイプ別痛み治療 > 高齢者の痛み治療~NSAIDsを用いた痛み治療の積極的介入で気を付けるべきこと

高齢者の痛み治療~NSAIDsを用いた痛み治療の積極的介入で気を付けるべきこと

読了時間:約 2分52秒  2014年08月11日 PM01:30
このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事は医療者のみが閲覧する事ができます。

あなたは医療者ですか?


日本医科大学附属病院 教授・消化器・肝臓内科部長
坂本長逸先生

多くの高齢者が悩む「痛み」。平成22年国民生活基礎調査の有訴者率調査によると、65歳以上の男女ともに、最も多い愁訴が「腰痛」、次いで「手足の関節が痛む」となっている。

ところが、生理的機能の低下による合併症のリスクに加え、他の医薬品との相互作用リスクなどもあり、高齢者の疼痛治療に難渋している医師も多い。そこで、日本消化管学会の理事長で、NSAIDs潰瘍関連の論文などの研究実績もある日本医科大学附属病院 教授・消化器・肝臓内科部長の坂本長逸先生に、高齢者の疼痛治療のアプローチについて、話をうかがった。