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多くの患者にとって薬歴管理は患者自身に任されている~痛み治療におけるかかりつけ薬局と病歴・薬歴管理についての患者調査より

読了時間:約 1分52秒  2013年10月17日 AM10:30
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 厚生労働省が発表した「平成23年受療調査」によれば、同一施設においてでさえ、外来患者の8人に1人が複数科を受診していることから、「複数施設(科目)を受診している」患者が少なくないことが推察される。そこで、リスクとして考えられるのが、病歴や薬歴情報の管理・活用不足による、いわゆる「飲み合わせの副作用」だ。現状、一部の地域を除いて、施設をまたいでの患者の病歴や薬歴情報の共有は行われておらず、患者の持つ「お薬手帳」が拠り所となっている。そこで、痛みの治療で整形外科を受診している患者を対象に「かかりつけ薬局」と「薬歴管理」の実態についてアンケートを行った。