医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【神奈川県薬】リスクマネージャー活躍-多重受診の約1割発掘

【神奈川県薬】リスクマネージャー活躍-多重受診の約1割発掘

読了時間:約 1分49秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2024年10月23日 AM11:13

神奈川県薬剤師会は、各地域にリスクマネージャーを設置し、地域の薬局間で多重受診の疑いのある患者に関する情報共有を行っている。会員薬局を対象とした調査によると、多重受診が疑われた処方箋のうち約1割はリスクマネージャーによる情報がきっかけで問題に気づいたとの回答が得られている。一方で、多重受診のある処方箋で調剤できないことを患者に伝達した場合に「患者が他の薬局に行ってしまう」が6割強に上り、地域全体で情報を共有し、多重受診対策で一貫した行動を取ることが課題に浮上した。

神奈川県薬は、薬局が多重受診の疑いのある患者を発見した場合は、発見店舗から地域のリスクマネージャーに報告し、地域の薬局間で情報を共有する仕組みを構築している。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外
  • 【日病薬中四国ブロック会議】動き出す薬剤師出向計画‐アウトカム意識が重要に
  • 【財政審】中間年改定は全品目実施を-スイッチOTC推進促す