日本病院薬剤師会は19日、都内で地方連絡協議会を開き、地域医療介護確保基金を用いた薬剤師確保策などについて意見交換した。基金を活用している県からは、高校生向けのセミナーや調剤業務のICT化支援、薬剤師の資質向上など奨学金・返還助成以外の領域での活用実態が報告された。
日病薬が実施したアンケート調査で基金等を活用した派遣、奨学金・返還助成などの実施見込みを聞いたところ、「あり」(申請中)が10県、「あり」(その他)が9県、「ない」(未申請)が7都道県、「ない」(その他)が10府県、「未定」が6県となった。