医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【ファイザー】25年4月以降の出荷停止-「ステルイズ」60万単位

【ファイザー】25年4月以降の出荷停止-「ステルイズ」60万単位

読了時間:約 43秒
2024年10月04日 AM10:42

ファイザーは、梅毒治療薬のペニシリン製剤「ステルイズ水性懸濁筋注」(一般名:ベンジルペニシリンベンザチン水和物)のうち60万単位シリンジ製剤について、新規採用を辞退し、2025年4月以降の出荷停止にすると医療関係者に伝えた。

日本を含む全世界での梅毒患者の増加で需要が増加している240万単位シリンジ製剤の製造を優先することにしたため。この製造に人員も製造ラインも専有されるため、60万単位シリンジ製剤の製造計画が当初予定よりも大幅に遅れ、次回再開時期は2025年後半を予定しているという。

代替薬として、Meiji Seika ファルマの「注射用ペニシリンGカリウム」(ベンジルペニシリンカリウム)を挙げ、関係卸との相談の上、検討を求めている。

 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【一般薬連】セルフM税制恒久化要望-所得控除上限20万円も
  • 【消費者庁】ロート製薬に措置命令-ウェブ広告がステマ違反
  • 【PMDA】小児薬開発に基本的考え方-相談時点で計画有無記載
  • 【厚労省】薬局への治験薬交付検討-GCP省令改正で方向性
  • 【医療安全調査機構】注射剤投与後に死亡例-アナフィラキシー対策を
  • あなたは医療関係者ですか?

    いいえはい