中央社会保険医療協議会は7日の総会で、サノフィのアトピー性皮膚炎治療剤「デュピクセント皮下注」(一般名:デュピルマブ)と類似薬が市場拡大再算定の特例の要件に該当したことから、新薬収載の機会に薬価を引き下げることを了承した。11月1日から適用する。
同剤では、現行薬価の皮下注300mg2mL1筒の6万1523円、300mg2mL1キットの6万1714円から、それぞれ5万3493円、5万3659円と約13%引き下げる。200mg1.14mL1筒の4万3320円は3万9549円と約8.7%引き下げる。