厚生労働省は、12日の社会保障審議会医療部会で、医療措置協定を締結した薬局数が6月1日時点で4万2545軒と目標値の3万0789軒を超えたことを公表した。対目標値138%で、40都道府県で目標値を上回った。
政府の新型インフルエンザ等対策行動計画では、都道府県と医療機関間で医療措置協定を結び、感染症に対する医療を提供可能な体制を整備するよう求めており、有事にも機動的に対応するため、9月末までに締結を完了することとしている。
薬局では、東京都5177軒、大阪府3573軒の順に多く、40都道府県が目標値を上回った。一方、病院・診療所は1万7861軒、訪問看護事業所は3761軒と、それぞれ目標値の77%、74%にとどまった。