医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】アビガン承認条件を変更-大臣要請なしで製販可

【厚労省】アビガン承認条件を変更-大臣要請なしで製販可

読了時間:約 1分35秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2024年06月28日 AM11:12

厚生労働省は24日付で、富士フイルム富山化学の抗インフルエンザウイルス剤「アビガン錠」(一般名:ファビピラビル)に重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルス感染症の効能を追加する一部変更承認が行われたことを踏まえ、承認条件を一部変更したことを周知した。厚生労働大臣の要請がない限りは製造販売を行わないとする記載は削除した一方、引き続き厳格な流通管理と安全対策の実施を求めた。

アビガンをめぐっては、既存の抗インフルエンザウイルス剤と異なる作用機序を持ち、新型・再興型インフルエンザウイルス感染症が発生し、国が同剤を必要と判断した場合に限って患者への投与ができる。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【厚労省】アビガン承認条件を変更-大臣要請なしで製販可
  • 【北里大 成川氏】薬機法でRMP明確化を-市販後安全対策に活用促す
  • 【厚労省検討会】薬剤調整支援者に薬剤師-地域多剤対策で手順書
  • 【福島県】在宅に強い薬剤師養成へ-病院薬剤師の参画も促す
  • 【政府】薬局情報DXの検討追記-骨太方針を閣議決定