厚生労働省は、電子処方箋管理サービスに併用注意や電子カルテ内にある薬剤アレルギー情報を用いたチェック機能を拡充する方向性を19日の電子処方箋等検討ワーキンググループに示した。既に実装されている重複投薬等チェックに併用注意のアラートが表示されるよう電子処方箋管理サービスを改修すると共に、2025年4月に運用開始する電子カルテ情報共有サービスと突合させてアレルギー情報から薬剤を処方・調剤する場合に禁忌の判定が可能になるよう検討する。
電子処方箋をめぐっては、10月までに長期収載品の選定療養対応、来年1月以降には院内処方対応の開発を進めているが、来年度以降には電子処方箋管理サービスでチェック機能を拡充する。