医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【東京理科大学】品質文化醸成度を定量評価-経営と現場のギャップ分析

【東京理科大学】品質文化醸成度を定量評価-経営と現場のギャップ分析

読了時間:約 2分1秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2024年06月17日 AM10:36

東京理科大学は、日本ジェネリック製薬協会や富山大学と協力し、医薬品の品質に関する不適正事案の発生防止に向け、各製薬企業が品質文化の醸成に必要な活動を洗い出し、品質文化の醸成度を測るための「品質文化醸成度評価ツール」を作成した。28項目の評価指標から「従業員の成長や働きがい」「経営陣のコミットメント」「改善活動」など五つのカテゴリーに分けて評価し、品質文化の醸成度評価を行えるよう役立てる。13日から日本製薬団体連合会傘下の製薬団体や会員企業に対し、評価ツールの無償提供を始めた。

評価指標は「従業員の成長や働きがい」(7項目)、「経営陣のコミットメント」(7項目)、「改善活動」(5項目)、「コミュニケーション」(5項目)、「環境、健康、安全」(4項目)に分け、それぞれの評価指標について設問を作成する。回答は5段階で評価レベルを設定し、現状に最も近いものを選択してもらう。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外