中央社会保険医療協議会は12日の総会で、2024年度診療報酬改定の結果検証にかかる特別調査を実施することで了承した。
調査は、診療報酬改定の答申書附帯意見を踏まえた調査項目について特別調査を実施し、24年度診療報酬改定の結果検証のための資料を得ることが目的。今年度は、「在宅医療、在宅歯科医療、在宅訪問薬剤管理および訪問看護の実施状況」「長期処方やリフィル処方の実施状況」「後発品の使用促進策の影響および実施状況」、25年度は「長期処方やリフィル処方の実施状況」「後発品の使用促進策の影響および実施状況」「医療DXの実施状況」「かかりつけ薬剤師・薬局の評価を含む調剤報酬改定の影響および実施状況」を調査する。
今年度調査は、厚生労働省が受託業者を決め、9~11月に調査検討委員会で調査設計、調査票等を検討した後、検証部会、総会で調査票を決定する。12月~翌年1月には委託業者が調査を実施し、2~3月に調査検討委員会で調査結果を検討後、公表するとしている。