医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【政府構想会議が中間案】創薬力強化に国が戦略目標-官民協議会で投資を誘致

【政府構想会議が中間案】創薬力強化に国が戦略目標-官民協議会で投資を誘致

読了時間:約 2分10秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2024年05月24日 AM11:01

政府の「創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるための構想会議」は22日、世界トップレベルの創薬国としての地位を確立し、医薬品産業を基幹産業に育てていくための基本的な方向性を定めた中間取りまとめを公表した。新規モダリティをはじめとする創薬力の強化やドラッグラグ・ロス解消などの課題に対し、国が総合的・全体的な戦略目標を設定したのが柱。多様な人材や企業が日本に集まり医薬品の実用化から次の創薬につなげる創薬エコシステムの実現に向け、外資製薬企業・(VC)を含む官民協議会を設置する。外資系企業のニーズを踏まえて議論を進めることで、海外から企業や資金を呼び込む。

医薬品市場をめぐっては、売上上位の新薬の中心が低分子医薬品からバイオ医薬品、再生・細胞医療・遺伝子治療といった新規モダリティへと変化し、日本の医薬品産業の国際競争力低下やドラッグラグ・ロス問題が提起されている。中間取りまとめでは、政府として日本の創薬力向上に向けた戦略目標を策定した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【薬局機能検討会】訪看ST活用に慎重意見-特例的な在宅での薬提供
  • 【協和キリン】年内に第I相試験開始へ-AML対象のADC
  • 【厚労省】1次売差マイナス横ばい-仕切価・納入価率が上昇
  • 【流改懇】総価値引率使用は不適切-単品単価交渉の解釈示す
  • 後発麻酔薬が年内供給へ-福岡厚労相、サンド製品限定出荷受け