厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会は18日、改正医薬品医療機器等法施行後5年をメドとする次期制度改正に向けた検討を開始した。5月からドラッグロスなどを踏まえた承認制度の確立、薬局・医薬品販売制度の見直しなど4テーマについて検討を始め、年内をメドに取りまとめを行う予定。
この日の部会で厚生労働省は四つの検討テーマを示した。具体的には、ドラッグロスや供給不足等に対しては、医療上必要性の高い医薬品への早期アクセス確保に向けた条件付き早期承認制度の見直しや、供給不足を踏まえたアクセス改善に向けた制度見直しなどを列挙した。