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【インフルエンザ流行レベルマップ第4週】受診患者数は前週からほぼ横ばい-感染研

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2024年02月05日 AM09:10

AH3亜型52%、AH1pdm09が29%でB型は19%に

国立感染症研究所は2月2日、2024年第4週:1月22日~1月28日(2月2日現在)のインフルエンザ流行レベルマップと、それに対するコメントを、同研究所のウェブサイトに掲載した。


画像は感染研のウェブサイトより
(詳細は▼関連リンクからご確認ください)

2024年第4週の定点当たり報告数は19.20(患者報告数9万4,694)となり、前週の定点当たり報告数17.72よりも増加した。都道府県別では福岡県(34.89)、沖縄県(31.83)、(29.86)、千葉県(26.35)、(24.89)、愛知県(24.68)、京都府(24.32)、埼玉県(24.28)、大阪府(23.81)、宮城県(23.56)、熊本県(23.28)、佐賀県(22.38)、兵庫県(22.26)、神奈川県(21.54)、大分県(20.95)の順となった。全国47都道府県中、28都道府県では前週の報告数よりも増加し、19都道府県では前週の報告数よりも減少した。

定点医療機関からの報告をもとに、この1週間に、定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約62.7万人(95%信頼区間:58.4~66.9万人)となり、前週の推計値(約61.7万人)よりも増加した。年齢別では、0~4歳が約5.7万人、5~9歳が約16.7万人、10~14歳が約14万人、15~19歳が約6.7万人、20代が約4.3万人、30代が約4.9万人、40代が約4.3万人、50代が約2.8万人、60代が約1.7万人、70歳以上が約1.5万人となっている。また、2023年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約1284.4万人となった。

全国の保健所管轄区域で、警報レベルを超えている保健所管轄区域は200か所で、43都道府県に分布していた。また、注意報レベルを超えている保健所管轄区域は215か所で、41都道府県に分布していた。

基幹定点から報告された、インフルエンザによる入院報告数は706例であり、前週(936例)から減少した。46都道府県から報告があり、年齢別では1歳未満(27例)、1~4歳(93例)、5~9歳(113例)、10代(56例)、20代(9例)、30代(14例)、40代(18例)、50代(26例)、60代(48例)、70代(90例)、80歳以上(212例)だった。

国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2023年第52週~2024年第4週)ではAH3亜型が89件(52%)、AH1pdm09が49件(29%)、B型が33例(19%)の順だった。

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