医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【24年度改定項目案】バイオ後続品促進へ新加算-入院患者に十分な説明

【24年度改定項目案】バイオ後続品促進へ新加算-入院患者に十分な説明

読了時間:約 1分39秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2024年01月31日 AM11:32

2024年度診療報酬改定の個別項目に関する改定案では、バイオ後続品の使用促進に関する項目が盛り込まれた。入院医療においてバイオ後続品の有効性や安全性について十分な説明を行い、バイオ医薬品ごとの特性を踏まえた使用数量割合の基準を満たす医療機関を評価するため、「バイオ後続品使用体制加算(入院初日)」を新設する。

バイオ後続品使用体制加算(入院初日)の対象患者は、入院患者であって、バイオ後続品のある先発バイオ医薬品およびバイオ後続品を使用している患者。入院初日に限り所定日数に加算する。バイオ後続品の置き換え状況を見ると、入院における置き換え率がインフリキシマブが31%、ベバシズマブが18%、テリパラチドが10%、インスリンアスパルトが9%と置き換えが進んでいない薬剤が見られているため、新たな評価を行うこととした。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外