日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)の高田浩樹会長(高田製薬社長)は24日、都内で4年ぶりに開催した新年賀詞交歓会であいさつし、能登半島地震の被害に言及。「このような災害がいつ日本国内のどこで起きてもおかしくない状況を考えると、早期の医薬品供給不安の解消と共に、不測の事態に備える生産余力、在庫の確保が将来にわたる大きな課題」との認識を示し、引き続き安定供給確保を最優先に取り組みを進める姿勢を改めて示した。
高田氏は、次期薬価制度改革で特例的な不採算再算定、安定供給を評価する企業指標の施行、導入が決定したことについて、GE薬協の要望が反映されたと感謝を述べた。