医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 「あらゆる手立て考える」-武見厚労相、去痰薬など需要逼迫で

「あらゆる手立て考える」-武見厚労相、去痰薬など需要逼迫で

読了時間:約 1分8秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2023年10月13日 AM10:44

武見敬三厚生労働相は10日の閣議後会見で、医薬品供給不足への対応として、解熱鎮痛薬等の供給相談窓口の対象に去痰薬を追加したことを説明。「状況を憂えている」と懸念を表明した。「解熱鎮痛薬はコロナ禍以前の生産量以上に生産が行われているが、、去痰薬は回復しておらず、需給が逼迫している」との認識を示し、「迅速な対応ができる措置がないか、あらゆる手立てを考えるよう事務方に指示を出したところ」とした。

厚労省は10日、医療用解熱鎮痛薬等の供給相談窓口(医療用解熱鎮痛薬等110番)の対象医薬品に、解熱鎮痛薬、トラネキサム酸、鎮咳薬に加え、去痰薬を追加した。相談方法についても医療機関・薬局の個別相談に加え、地域の実情に応じて医師会や薬剤師会単位で取りまとめた相談も受け付ける。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す