日本薬剤師会の都道府県会長協議会が16日に和歌山市内で開催され、6月までの敷地内薬局の誘致事例が2022年6月の42都道府県256件から45都道府県371件に増加している実態が報告された。特に診療所は、2022年6月に比べ2倍の64件と急増していることが判明。増加に歯止めがかかっていない状況だ。
日薬は、保険医療機関による同一敷地内への薬局の誘致が増えているとの情報が寄せられたことから、都道府県薬の協力を得て、全国の敷地内薬局に関する情報を収集した。
診療所での敷地内薬局誘致事例は、10都道府県31件から13都道府県64件となった。私立や民間のその他病院も26都道府県94件から34都道府県146件と大きく伸びている。