日本病院薬剤師会の武田泰生会長と日本薬剤師会の山本信夫会長は、薬剤師俸給表の創設など病院薬剤師の処遇改善に関する要望書を、加藤勝信厚生労働相宛てに提出した。
7月24日に、城克文医薬・生活衛生局長を通じて要望したもの。医療職俸給表(二)には、栄養士、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士等と共に薬剤師が適用されている。要望書では、薬剤師の初任給が6年間の専門教育を必須とする医師、歯科医師と比較して大きく下回っていると指摘。医師・歯科医師には初任給調整手当が適用されている一方で、薬剤師には適用がないため、薬剤師に対する初任給調整手当の適用も求めた。