医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【製薬協】難病・希少疾患課題へ提言-海外試験成績活用で承認を

【製薬協】難病・希少疾患課題へ提言-海外試験成績活用で承認を

読了時間:約 1分58秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2023年08月02日 AM10:30

日本製薬工業協会は7月31日、ドラッグラグ・ロスが懸念されている難病・希少疾病薬の開発促進のための提言を発表した。開発早期段階からのオーファン指定による支援、海外臨床試験成績を活用して承認する仕組みの導入などを求めた。薬価算定では介護負担軽減など多様な価値に基づく評価が必要だとした。

提言は、製薬協が行った希少疾患患者の困りごとに関する調査で明らかになった「情報が少なく、必要な情報の取得に苦労する」「社会による疾患への理解・知識が不足している」「治療選択肢が限られている・根本治療がない」――といった課題の解決に向け、まとめられた。研究開発、承認審査、薬価制度の提言からなる。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外