医薬品医療機器総合機構(PMDA)は27日、糖尿病治療薬であるジペプチジルペプチダーゼ4(DPP-4)阻害剤の副作用で、類天疱瘡が発現後も投与継続により症状が悪化した事例を報告し、同疾患の発現が疑われる場合は投与を中止するなど適切な処置を取るよう求めた。
DPP-4阻害剤は、アナグリプチン含有製剤、サキサグリプチン水和物など9品目が国内で販売されている。副作用の一つとして、原因不明のまま皮膚に水疱が発現する疾患である類天疱瘡が確認されており、添付文書等で注意喚起が行われている。
DPP-4阻害剤は、アナグリプチン含有製剤、サキサグリプチン水和物など9品目が国内で販売されている。副作用の一つとして、原因不明のまま皮膚に水疱が発現する疾患である類天疱瘡が確認されており、添付文書等で注意喚起が行われている。