厚生労働省は、26日の「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」で、緊急避妊薬のOTC化に向けた試験的運用に関するモデル調査研究案を示した。緊急避妊薬の調剤実績のある薬局を対象に公募し、夜間・土日祝日に対応可能など一定条件を満たした薬局を2次医療圏~3次医療圏ごとに1軒選定する。今夏頃をメドに日本薬剤師会に調査を委託する方針。
調査は今夏~2024年3月末までを予定している。地域の一部薬局での試験的運用を通じ、適正販売が確保できるか、チェックリストやリーフレット等の活用可能性などを調査解析する。