対面・Web配信あり、「胆汁酸代謝異常症」セミナー初開催
日本先天代謝異常学会は、同学会主催の「第19回日本先天代謝異常学会セミナー」について周知した。開催日は7月15日・16日の2日間、東京コンファレンスセンター品川で行われる。8月2日~9月15日に録画のWeb配信も行われる予定。同セミナーの実行委員長は、千葉県こども病院の村山圭氏が務める。
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7月15日は6本の講義、共催セミナー2本、ランチョンセミナー1本などを開催予定。「先天代謝異常症、Dr.窪田に挑戦」と題したセミナーでは、窪田満氏に挑戦したい参加者を募っている(挑戦者は現地参加のみ、受講料半額)。7月16日には、2本の講義、共催セミナー2本などを予定しており、初めて「胆汁酸代謝異常症」に関する講義も行われる。もうひとつの講義は「先天代謝異常症と腎障害~先天代謝異常症で何故腎障害が起きるのかを理解する~」、講師は今澤俊之氏が務める。
現在、参加受付中で、申し込み締め切りは7月10日。同学会ホームページから受け付けている。
また、例年「日本小児肝臓研究会」と日程が重なることを受け、日本小児肝臓研究会の参加者は先天代謝異常学会セミナーのWeb視聴を半額で受けられるという。
テーマは「先天代謝異常症を疑ってみようじゃないか」
実行委員長の村山圭氏は、今回のセミナー開催にあたり、次のように述べている。
「3年間のテーマは「先天代謝異常症、ベストプラクティスを目指して」。その1年目である今年は「先天代謝異常症を疑ってみようじゃないか」とした。代謝性疾患は日常診療で普通に遭遇する疾患。キャリアに関係なく、しっかりと疑い、適切に診断し治療しなければならない。このセミナーで、代謝性疾患の考え方の基本を身につけることによって、ベストプラクティスに近づけると思う。代謝マインド・代謝リテラシーを是非この機会に身につけてほしいと切に願う」。
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・第19回日本先天代謝異常学会セミナー