日本保険薬局協会(NPhA)は11日、2024年度診療報酬改定に関する要望書を公表した。認定薬局については在宅医療における麻薬や無菌調剤の実績がある地域連携薬局を評価すること、専門医療機関連携薬局を評価することなどを要望した。調剤基本料1と1以外とで地域支援体制加算の要件と点数を同一にすることなどを盛り込んだ。
NPhAは、▽薬局グループの規模にかかわらず薬局が果たしている機能を公正に評価▽医薬品の安定供給と後発品の継続的な使用促進に対する評価――を重点要望事項に盛り込んだ。2021年にスタートした認定薬局については、在宅医療における麻薬や無菌調剤の実績がある地域連携薬局を評価すること、専門医療機関連携薬局を評価するよう提案した。