医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【公正取引委員会】卸5社に課徴金6億円-九州の国立病院入札談合で

【公正取引委員会】卸5社に課徴金6億円-九州の国立病院入札談合で

読了時間:約 1分33秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2023年03月27日 AM10:16

公正取引委員会は24日、九州エリアにおける国立病院機構(NHO)発注の医薬品入札に参加した医薬品卸に対する排除措置命令と課徴金納付命令を行った。対象事業者は、違反事業者番号順に、フォレストホールディングスのアステム(大分市)、スズケンの翔薬(福岡市)、東邦ホールディングスの九州東邦(福岡市)、(熊本市)、アルフレッサホールディングスのアルフレッサ(東京都千代田区)、メディパルホールディングスのアトル(福岡市)の6社。アトルは課徴金減免制度(リーニエンシー制度)適用により命令は免除されている。5社の総課徴金額は6億2728万円となった。課徴金納付期限は10月25日。

同事件は、NHO発注の医薬品入札参加業者が独占禁止法第3条(不当な取引制限の禁止)に違反する行為を行っていたことに対して公取委が立入調査を行い、1月には両処分案を各社に提示していた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外
  • 【日病薬中四国ブロック会議】動き出す薬剤師出向計画‐アウトカム意識が重要に
  • 【財政審】中間年改定は全品目実施を-スイッチOTC推進促す