新薬剤師養成問題懇談会(6者懇)が15日に開かれ、薬学実務実習における薬局・病院の各11週とする実習期間の原則について、日本薬剤師会は教育の質保証の観点から全国一律にすべきと主張したが、大学側は「大学によってポリシーが異なる」として、全国一律とする考えに疑問を呈した。
この日の6者懇では、薬学実務実習の枠組みを議論した。薬学実務実習に関する連絡会議が策定したガイドラインでは、病院と薬局の実習期間は連続性のある22週間とし、各施設11週間ずつを原則としているが、22週間を下回らないことを条件に、大学が主導して病院・薬局が連携してより学習成果が高い期間等を検討し、実習を進めることも可能としている。