認定薬局のうち自局に無菌製剤処理設備を有しているのはわずか約3割で、無菌製剤処理設備を持つ薬局で無菌調剤の実績があるのは半数以下に限られることが、
日本保険薬局協会(
NPhA)が実施した調査で明らかになった。連携に関する実績では外来の利用者に関する医療機関等への情報共有実績は年間約245回と比較的多かったが、入院時・退院時での情報共有実績は一桁にとどまるなど課題が浮かび上がった。
調査は、業務実態を把握するため、NPhA正会員企業に属する認定薬局17社262薬局を対象に2022年10~11月に行ったもの。