薬学教育協議会は、2024年度入学生からの実務実習に対応するため見直した「薬学実務実習に関するガイドライン」の素案を、2022年12月27日に行われた文部科学省の薬学実務実習に関する連絡会議に示し、座長一任で了承された。薬学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に対応するため、実習内容と評価に関する指針を大きく見直す。3月の新薬剤師養成問題懇談会に報告し、今秋頃にガイドラインを決定する。
素案では、コアカリ改訂案の基本方針に大学と医療現場が連携して教育を実施する「臨床薬学」が追加される方向性を受け、臨床薬学の学修目標に合わせて実習内容の項目を大幅に修正した。