医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【プログラム機器調査会】不眠障害治療アプリ了承-行動変容促し睡眠の質改善

【プログラム機器調査会】不眠障害治療アプリ了承-行動変容促し睡眠の質改善

読了時間:約 1分59秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2022年12月23日 AM10:48

薬事・食品衛生審議会プログラム医療機器調査会は19日、サスメドの「不眠障害用治療用プログラム」の承認を了承した。医療機器のクラス分類はIIで、行動変容を促す治療用アプリは国内で3品目目となる。治療用よりは治療補助の意味合いが強いため、販売名と使用目的・効果については再検討する。厚生労働省は2023年1月中をメドに正式承認する見通しで、今後、関連学会との協力によって適正使用指針が作成される予定だ。

同製品は、不眠障害の治療を目的に認知行動療法を行う。寝付きの悪い入眠障害、眠りが浅く途中で何度も目覚める中途覚醒、早朝に目覚める早朝覚醒などを含む不眠障害に対し、アプリを用いて認知行動療法を取り入れることで、患者の行動変容を促して寝付きや睡眠の質を改善する。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外
  • 【日病薬中四国ブロック会議】動き出す薬剤師出向計画‐アウトカム意識が重要に
  • 【財政審】中間年改定は全品目実施を-スイッチOTC推進促す