厚生労働省は24日、第8次医療計画等に関する検討会で、地域の実情に応じた薬剤師確保策の実施など計画策定に向けた取りまとめ素案を示した。薬剤師構成員から、確保策の検討段階から都道府県や関係団体などが連携することも盛り込むよう求める意見があり、厚労省は前向きな考えを示した。
素案では、2024年度開始の次期医療計画に向けて見直しが必要とする事項として、▽医療計画全体▽5疾病・6事業および在宅医療のそれぞれの医療提供体制等▽外来医療にかかる医療提供体制の確保に関するガイドライン▽医師確保計画策定ガイドライン――の4項目を明記した。