医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚科審合同会議】熱性けいれんを追加-副反応疑い報告基準

【厚科審合同会議】熱性けいれんを追加-副反応疑い報告基準

読了時間:約 1分5秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2022年10月26日 AM10:50

厚生科学審議会と薬事・食品衛生審議会の合同会議は21日、新型コロナウイルスワクチンの接種対象となった生後6カ月~4歳の小児が熱性けいれんの好発期であることを踏まえ、コロナワクチンの副反応疑い報告基準に同疾患を加えることを了承した。厚生労働省は24日付で予防接種法施行規則を改正し、施行した。

予防接種法に基づくコロナワクチンの特例臨時接種の対象として、24日から生後6カ月以上4歳以下の小児が追加された。対象となる小児の年齢では、約38℃以上の高熱により誘発される熱性けいれんの好発年齢である6カ月~5歳を含んでいるが、現時点での臨床試験の結果から、コロナワクチンが熱性けいれんを誘発することや、リスクを上昇させるエビデンスは報告されていない。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す