医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【厚労省】電子お薬手帳でモデル事業-来年度の指針反映目指す

【厚労省】電子お薬手帳でモデル事業-来年度の指針反映目指す

読了時間:約 1分24秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2022年10月24日 AM10:15

厚生労働省は21日、電子版お薬手帳に一般用医薬品と要指導医薬品に関する情報を入力、活用する方法を検討するモデル事業を開始したと発表した。全国約40店舗の薬局、約600人の利用者が参加する。活用方法や抽出した課題は年度末にも報告書にまとめた上で、来年度早期の策定を目指している次世代型電子版お薬手帳に必要な機能要件を示した指針に反映させたい考えだ。

各事業者が電子版お薬手帳のアプリを開発して様々な機能が提供される中、厚労省は標準化を目指し、最低限備えるべき機能や備えることが望ましい付加的機能を示した指針を来年度早期にも策定したいとしている。特に一般用医薬品は、服用方法によっては重複投薬や相互作用などのリスクがあるために情報活用が求められる一方、お薬手帳を活用した服薬指導等は進んでいない現状がある。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外
  • 【日病薬中四国ブロック会議】動き出す薬剤師出向計画‐アウトカム意識が重要に
  • 【財政審】中間年改定は全品目実施を-スイッチOTC推進促す