厚生労働省の「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」が12日に開かれ、前回検討時にOTC化に疑問が呈された武田薬品の睡眠導入剤「ロゼレム錠」(ラメルテオン)について、関係データを精査した上で判断するよう求める声が相次いだ。パブリックコメント結果を踏まえて医療用医薬品6品目をOTC化する場合の課題を議論したもので、厚労省は、検討結果案を作成する方針。
この日の会議で厚労省は、要指導・一般用医薬品としての必要性や課題について1月の会合で議論した6品目について、パブリックコメント等を踏まえた上で、厚労省がOTC化に向けた課題と対応策を提示した。