医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【製薬協委員会調査】RWD利活用、わずか3%-前年からプロジェクト減

【製薬協委員会調査】RWD利活用、わずか3%-前年からプロジェクト減

読了時間:約 1分50秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2022年09月12日 AM10:10

製薬企業が医薬品を開発・申請中のプロジェクトのうち、レセプトデータや疾患レジストリなどリアルワールドデータ()を活用予定のプロジェクトが全体のわずか3%と低調であることが、日本製薬工業協会薬事委員会の調査で明らかになった。各社は信頼性やデータソースが不十分などの理由でRWD利用による医薬品開発のメリットを見出すことができておらず、「調整準備を考えると治験でデータを集積したほうが楽」との意見が出るなど、模索している状況が続いている。

調査は、同委員会加盟66社を対象に、5月9~27日にかけて開発プロジェクトの状況を調べた。2022年3月時点の開発・申請中のプロジェクトは1075件と2021年から47件の増加となった。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す