文部科学省は26日、「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」について、日本医療研究開発機構(AMED)による審査を踏まえ、世界トップレベル研究開発拠点のフラッグシップ拠点として東京大学を採択した。フラッグシップ拠点と一体となって研究開発機能を担うシナジー拠点には北海道大学、千葉大学、大阪大学、長崎大学の4大学を選んだ。
政府は2021年6月に閣議決定された「ワクチン開発・生産体制強化戦略」に基づき、2021年度補正予算で「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」を基金事業として創設した。