地域連携薬局のうち、自薬局で24時間対応体制を持つ薬局が約9割に達していることが、厚生労働科学特別研究事業「新型コロナウイルス感染症関連対策における地域連携薬局等の活用のための研究」(研究代表者:名城大学薬学部長谷川洋一教授)の報告書で明らかになった。地域連携薬局以外の薬局で6割弱であるのに比べると充実した体制を持っており、在宅業務や薬局以外の機関との連携でも対応していた。
調査は、認定薬局がどのような役割・機能を果たしているかを把握するため、認定薬局の機能や医療機関等の連携状況、その他の薬局との機能的な違いについて実態調査を行ったもの。