日本医薬品卸売業連合会は7月28日、新たな医薬品卸の産業形成、DX化に関する検討を進めるために6月に新設した「医薬流通産業形成・DX推進委員会」の委員長にアトル社長の渡辺紳二郎氏を充てたと発表した。担当副会長はバイタルネット社長の一條武氏、担当理事にはほくやく社長の眞鍋雅信氏が就き、計8人のメンバーで検討を進めることになった。
同日の理事会後に記者会見した眞鍋氏は、新型コロナウイルスの感染拡大により「医療機関におけるDXが一気に進んだ。一方でシステムの連携やわれわれとして対応できるのか、DX化にキャッチアップしていかなければならない」との課題認識を示した。