医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【行政評価・監視委員会】「データの質・量が不十分」-MID-NETに指摘相次ぐ

【行政評価・監視委員会】「データの質・量が不十分」-MID-NETに指摘相次ぐ

読了時間:約 1分39秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2022年06月27日 PM12:43

厚生労働省の医薬品等行政評価・監視委員会が22日に開かれ、(医療情報データベース)を製造販売後調査や観察研究などに活用する上で「データの質・量が極めて不十分」との指摘が相次いだ。登録患者数や情報の質がニーズを捉えていないとして、レセプト情報等で構成するナショナルデータベース()との連結などを求める声が上がった。

この日の委員会では、医薬品医療機器総合機構()がMID-NETを用いた医薬品の安全性評価の事例などを公表し、新型コロナウイルス感染症治療薬の処方実態とリスク・ベネフィットに関する調査などを列挙。また、規模拡大に向け、協力医療機関として徳洲会グループから10病院を追加し、既存の10拠点23病院と合わせ計700万人超分を2024年度から利用できるよう検討する考えを示したほか、国立病院機構のデータベースとの連携にも言及した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す