厚生労働省は22日、医療給付の受給者に関する調剤行為の内容などをまとめた2021年「社会医療診療行為別統計」の結果を公表した。薬局調剤では、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた前年から、集計対象のレセプト件数が13.5%と大幅に増加。後発品の種類数の割合も、総数で77.8%と前年から2.2ポイント増加した。
調査は、2021年6月審査分として審査決定された医療保険制度の診療報酬明細書と調剤報酬明細書のうち、レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)に蓄積されている全数集計を対象としたもの。