日本薬剤師会の山本信夫会長は25日に都内で開催された都道府県会長協議会であいさつし、政府が進める薬局・薬剤師に関する規制改革に言及。「5月末から6月初めにかけて計画が出てくる。今進められている規制改革については、ただ壊すだけで何もない状態を作ってしまうことしかあり得ない。改革と言われている破壊に対しては抵抗していきたい」と語った。
4月の調剤報酬改定については、「調剤料の概念が変わり、リフィルという新たな仕組みの導入が決まってみたり、薬剤師に対する期待が大きい」とし、「現場で患者のためにどんな仕事ができるか、地域住民のためにどんな医薬品提供体制が組めるかという論点で、仕事をこれから進めていきたい」と語った。