日本OTC医薬品協会は4月27日、スイッチOTC化の承認申請後も審査が停滞している「塩漬け品目」として11年経過した品目が見られたとの調査結果を、政府の規制改革推進会議「医療・介護・感染症対策ワーキンググループ」で公表した。委員からは、長期間の停滞を非難する声だけでなく、否決理由も問題視する意見が出た。
この日のWGでは、OTC薬協がスイッチ化の審査状況に関する調査結果を公表。具体的には、スイッチ化の承認申請を厚生労働省に行ったものの審査が開始されていない、または審査中のまま停止している品目(塩漬け品目)の有無や経過年数について今年4月に調査し、会員企業16社から回答を得た。