後藤茂之厚生労働相は22日の閣議後会見で、グラクソ・スミスクライン(GSK)の中和抗体薬「ゼビュディ」(一般名:ソトロビマブ)など複数の新型コロナウイルス感染症治療薬の納入時期を前倒しすることを明らかにした。その上で、「レムデシビルなど他の薬剤が活用可能な場合は、引き続き検討をお願いしたい」と述べた。
GSKのゼビュディについては、3月上旬に納入予定だった8万人分を前倒し、今週中に納入されると説明。このうち、既に4万人分は21日から医療機関に配送を開始しており、残り4万人分は24日にも配送準備が整うとした。